四国・岬巡りの旅33(内子座)
内子に来たもう一つのお目当てがこの「内子座」。大正5年に内子の木蝋産業の財で建てられた、木造瓦葺き入母屋造りの芝居小屋です。
老朽化のために一度は取り壊される運命でしたが、地元の熱意によって修復、存続されることになったそうです。
見学もできるとのことで、是非見てみたいと訪れました。

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入ってすぐに、木造格天井(ごうてんじょう)の大空間が広がります。
芝居小屋としては大きくないかもしれませんが、造り込まれた意匠ならではの本物の迫力があります。
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左手に花道があります。広告の看板や照明もレトロな雰囲気に一役買ってます。
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規則正しく並んだ桝席がとても美しい。舞台には「回り舞台」や「迫り(せり)」の仕掛けがあります。
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舞台から振り返る。
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舞台の袖から舞台下の「 奈落 」に降りることができます。
床下が真っ暗でまるで奈落(地獄)の底のようだ、というところからきているそう。ここの奈落は改修以前は立って歩けないくらい低かったそうです。
ここでは仕掛けの仕組みが見れます。迫りは今でも人力で上げるそうです。
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今度は2階に上がってみました。2階席のことを「大向(おおむこう)」と言います。
2階席は低料金で、常連さんや芝居通の人が多かったので、 通を感心させるほどの名演、という意味で「大向をうならせる」と言うようになったそうです。
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やっぱり芝居小屋には和服が似合いますね。
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窓ガラスも、当時のままのものも残っているそうです。ゆがんだ景色が時代を感じさせます。
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内子座は今でも現役で、文楽などの公演が行われているそうです。
特に歌舞伎では、中村屋(勘九郎、七之助)による「全国芝居小屋特別公演」の興行会場にもなっているそう。観客で埋め尽くされたここ内子座での熱演を、機会があればぜひ見てみたいと思いました。
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創建100年を超えた今でも、芸術文化活動の拠点として、内子のシンボルであり続けています。
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南予地方の名物「鯛めし」。内子座から歩いて数分の食事処「りんすけ」さんでいただきました。
こちらも甘くて美味い、大正ロマンの味でした。
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/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.5/posted on 2018.3.5)

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by takakunen | 2017-05-05 12:47 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
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