四国・岬巡りの旅20(外泊・石垣集落)
西海半島の中ほど外泊という地区に、ヒナ段に並ぶ石垣文化の集落があるというので、行ってみました。
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狭くて急な山の斜面に沿って、次々と積み上げられた石垣の家がありました。
これらの石垣はこの地域の強い台風や冬の季節風から家を守るために築かれたものだそうです。
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軒に達する程の石垣は、厳しい自然を生き抜くための生活の知恵。まるで積み上がった結晶のようです。
その石垣に囲まれた小庭は箱庭のよう。
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「だんだん」とはこの南予地方の方言で「ありがとう」の意味。実はボクの故郷と同じ方言です。
温かい感謝の表現は、この石垣の集落のおもてなし処にぴったりです。
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独特の美しさが目を引きます。力強くもあります。こういうの大好きです。
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麓の港では黙々と、明日の漁の準備が進められていました。
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# by takakunen | 2017-05-03 15:19 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅19(紫電改展示館)
さあ、次はいよいよ四国最西端 佐田岬を目指します!
といきたいところですが、その前に今日どうしても行かなければならない所があるのです、三島キャンプ場です。

実は数日前、ビッグオフクラブ仲間のtetsu氏からメールが届いて、今四国にいる、九州からやはりビッグオフクラブ仲間のTくんが四国に来ている、久びさにTくんと再会して一緒にキャンプしよう、と連絡があったのです。
せっかくのtetsu氏のお誘いとは言え、旅の自由を奪われることを極端に嫌うボクは、ちょっと躊躇。でも、
十数年前九州に戻って行ったTくん、一度会ったけどそれからしばらく会ってないなぁ。彼も古いバイク乗り続けてたけど、最近乗り換えたって聞いたような?きっと以前のように使い込んだ古い一人用テントから、「M田さ~ん」って、満面の笑みで出て来るんだろう。
その時の彼の顔を想像すると、とてもじゃないけど断れません。それで、まあこういう旅も良いだろう、と今日3日に三島キャンプ場に行くことを約束してしまったのです。

でも、時間調整も距離調整もしないでツーリングを続けていたら、昨日泊まったのは天神宮前キャンプ場。実は三島キャンプ場までバイクで1時間程の場所でした。それから今日も無計画に今度は足摺岬まで来てしまった。
さてどうするか?
と言ってもボクの旅の欲望は止まらない。思うがままに進むのです・笑。



四国で紫電改が見れると知ってから、とても行きたいと思っていました。
以前、所沢に零戦が来たとき見にいきましたが、戦争の兵器であることはさておき、そのリアルな迫力に正直圧倒されたことがあります。

紫電改展示館は、四国西南 愛南町から突き出た西海半島(船越半島)の根元辺りにあります。
今日三島キャンプ場を目指すとしても、足摺岬から来た道を戻るのはイヤなので、そのまま海沿いを西に進めば近くを通ることになります。
雨が本降りになり、今回初めてカッパを着込みました。そしてそのまま足を延ばしてみることにしました。
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西海半島に入ってすぐ、宇和海展望タワーのある小高い丘の公園内に、紫電改展示館はありました。
建物の周りはバイクだらけ。ライダーは戦闘機が大好きなのか??
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展示館には紫電改がすっぽりと収まっていました。
ここに恒久平和を願うシンボルとして、永久保存されているそうです。
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紫電改は、第二次世界大戦終戦間際に、零戦に代わる新型戦闘機として登場しました。
しかし実態は、零戦の後継機として開発していた“雷電”と“ 烈風 ”の開発が遅れたため、そのつなぎ役としての役割を水上戦闘機を陸上戦闘機化した“紫電”、その改良型として登場した“紫電改”が担ったのだそうです。
そして間もなく終戦を迎えたため、紫電改は「日本海軍最期にして最強の戦闘機」と称されるようになったそうです。
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また紫電改は「幻の名戦闘機」とも呼ばれています。
戦局打開の切り札として、紫電改が実戦配備されたのは終戦間際の昭和20年(1945年)1月。それから8か月の短い実戦期間だった上生産数も少なかったこともあり、戦後日本国内で墜落機も含めて現存機は一機も存在せず、それで長い間紫電改は「幻の名戦闘機」と呼ばれたのだそうです。
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しかし昭和53年(1978年)11月、この展示館がある向こう側、愛南町(当時 城辺町)久良湾の海底41メートルに、沈没した紫電改が発見されます。そして翌54年(1979年)7月、実に34年ぶりに海上に引き上げられたのです。
それが日本に現存する唯一の機体 、その貴重な機体がこの目の前の紫電改なのです。
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この紫電改は、昭和20年(1945年)7月に、200機のアメリカ軍機を迎え撃つべく長崎県大村基地から出撃した松山343航空隊所属の20機で、豊後水道上空での交戦による未帰還機6機のうちの1機とみられているそうです。
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海へ墜落した時の衝撃で、プロペラは無残に曲がってしまっています。
また、長い間海中に沈んでいたため、機体の腐食も目立ちます。修復の跡も痛々しい。
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手懸りとなる機体の文字も読めず、また遺留品も見つからなかったので、結局その6機のうちの誰が乗っていた機体なのかは判らなかったそうです。
機体の前にはその6人全員の遺影が飾られています。
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零戦を見たときとは、また別な感情が沸き上がってきます。
ここ紫電改展示館は、その貴重な戦闘機の資料展示としてだけでなく、戦争で命を落とした多くの方々への慰霊の施設でもありました




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# by takakunen | 2017-05-03 13:39 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅18(足摺岬)
国道55号線を海沿いに、ホエールウオッチングの町、黒潮町を経由。
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中村で足摺岬サニーロードへ曲がります。国道321号を文字ってサニーロード。
足摺岬に向かう道です。室戸岬は右側、足摺岬は左側 です・笑、そして四国最南端の岬です。
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すぐ大きな川沿いになります。河口近くの四万十川。ゆっくり雄大な流れです。
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四万十川が終わり、また海沿いへ。黒潮を眺めながら走る。
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足摺岬は室戸岬と違って、国道が通っていません。漁港がある足摺岬公園線へ。
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漁港の食事処でお昼にしました。「大漁屋」という漁協直売センターが併設する食堂です。
黒潮で身の締まったお刺身が美味しい。
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雨がパラパラし始めた中、まだカッパは我慢して、南国らしい木々に伸びる道を進みます。
途中突然、おんぼろな小屋(失礼)が出現。ここは「たぬき」というカフェ。TBIでも良くルートに設定されてました。ここにあったのか。
あんまりおんぼろで閉まっていたため、辞めてしまった?と勘違い(またまた失礼)。後で調べたら定休日でしたm(_ _)m
パンがとても美味しいお店なので、開いてたら是非寄ってみてください。外観は怪しいけど。
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足摺岬前に到着。
ここで何とまたまた、あのセロー氏と再会。昨日からホントにずっと同じペースで回ってます。
セロー氏は尾根沿いの足摺スカイライン経由で来ていて、しっかり雨に降られたそう。ボクが到着したら、雨はやみました(^O^)/
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岬へはバイクを置いて、ここから少し歩いて行かなくてはなりません。そこが室戸岬と違うところ。周りも綺麗に公園に整備されています。
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3分程で到着。ここが 足摺岬 、四国最南端です。
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ここへは色んな人がやって来ます。何十年ぶりに二人でまたやって来た老夫婦、ひとりローカルバスを乗り継いで旅する中国人女子留学生、そして何回来たか良く覚えてないボク、などなど。
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眼下に足摺岬灯台が見えます。遠く感じますが、歩くと意外に近い
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灯台 まで来ると、ぐっと人も少なくなります。波の音を聞きながら、四国最南端到達を噛みしめました。
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さあ、いよいよ次は四国最西端 佐田岬です!




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# by takakunen | 2017-05-03 10:13 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)