カテゴリ:バイクツーリング( 178 )
西九州・島街道を行く10(白岳自然公園キャンプ場)
雨は結局本降りにならず、カッパを着ることもなくキャンプ場に到着しました。これもカッパ(河童)のご利益か。
しかしこのキャンプ場も九州らしいなかなか油断ならないキャンプ場でした。
f0180607_5464197.jpg


白岳自然公園キャンプ場は立派な管理棟のある大きな市営公園のキャンプ場なのですがこの日は定休日でお休み、広さが身にしみます。
管理人さんとは転送電話で連絡できたのですが、外出中で夕方戻って来られるとのこと。先に着いたらフリーサイトの好きな所にテントを張って良いと言われてました。
ところがフリーサイトに行ってみると草ぼうぼう。場所も管理棟から池を挟んでとても遠く、定休日で今日のキャンプはボクだけだろうに何もここでなくても、という感じです。
f0180607_547180.jpg


管理棟の前には広い広場があってそこではダメかと電話で再交渉してみました。すると、どうせ休みなのでオートキャンプサイトに張っても良い、との返事をいただいちゃいました。言ってみるものですね。 (笑)
オートキャンプサイトは木デッキが敷いてありますが、ペグが効かないので平らな地面に設営。広場を見渡す一等地です。
f0180607_547552.jpg

f0180607_5465449.jpg

f0180607_547281.jpg

f0180607_547837.jpg

f0180607_5471772.jpg

f0180607_5472360.jpg


やっと落ちついてビールを飲んでいたら、駐車場にバイクの止まる音が。名古屋から来たソロライダーさんで、定休日とは知らずにここに来てしまったのだそう。
状況を説明して管理人さんに連絡してもらい、こちらもOKいただきました。これで今晩2人です。
f0180607_5473632.jpg

f0180607_5473957.jpg



暗くなりはじめた頃やっと管理人さんが戻って来ました。
早速管理棟を開けて、サイトの電源を入れてくださいました。これでやっとカメラやスマホの電源確保ができました。

管理人さんはとても気さくな、でも紳士といった感じの方で、キャンプ場のことや近くの見どころなどボクたちと色んな話をしてくださいました。旅行好きが転じてここの管理人さんになったそうです。
話し込んでいるとだんだん冷えてきて、今夜は寒いからとお風呂まで沸かしてくださいました。本当に感謝です。
ところで広場の前で留守番していたワンコは管理人さんのワンコでした。可愛いボーダーコリーくん、管理人さんに甘える姿はまるで我が家のハクトを見ているよう。ちょっとハクトにと会いたくなりました。
f0180607_5474845.jpg

f0180607_5475424.jpg


ここには「風の高原」というギャラリー兼カフェも併設していて、多くのファミリーやワンコ連れが訪れるそうです。GW最盛期3~5日のオートキャンプ場は予約でいっぱいなのだとか。
(そんな風に見えないけどなぁ・失礼)本当に九州のキャンプ場は油断なりません。
f0180607_5475961.jpg


ソロライダーさんとはサイトでも話をしました。初めてのキャンプツーリングなのに無謀にも名古屋から九州まで一人でやって来たそうです。どこかで聞いた話だな。(←うちのカミさん)
朝から晩まで走っていて、走っているとお腹も減らないそうです。そう言えばボクにもそんな時期があったなぁ、話を聞いていたら少し懐かしくなりました。


さてお風呂で暖まって夕食の準備をしつつ、カメラの電池の充電の様子を見に行ったら何やら様子がおかしい。充電器が発火寸前!発熱変形してダウンしてしまってました。
直接カープラグが使えるようオークションで手に入れた中◯製の充電器を使っていたのですが中でショートしてしまったよう。バイクで充電出来なかったのもそのせいかも知れません。
予備の充電器など持っているわけもなく、手持ち3個の電池のうち1日半で既に1個を使い切っている状況。。。。やがて写真が撮れなくなる、これから先の日程を考えると絶望的です。
f0180607_548583.jpg


電話でカミさんに連絡をとり別の充電器を送る方法も相談しましたがなかなか難しく、しまいには「ツーリングの目的が間違っている」とやんわり拒否られました(T_T)
まあそう言われればグウの音も出ないんですが、今は“写真を撮る”のも大事な目的なんだけどなぁ。(涙)

しかしこうなったのだから仕方ない、切り替えることにしました。
一眼レフは大事な場面でのみ写真を撮ることにして、とりあえずは予備の防水コンデジと、スマホのカメラも併用していくことにしました。できるだけ電池を節約して撮れるところまで撮る。それで良いじゃないか!

そして、お腹が減らないくらい朝から晩まで走ってやろう!
f0180607_5481336.jpg



/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH,µTOUGH-3000 (2013.4.30~5.1)

>>>西九州・島街道を行く11へ
>>>1へ戻る


by takakunen | 2013-06-12 23:15 | バイクツーリング | Comments(0)
西九州・島街道を行く9(玄海灘の守り神)
この日は朝から時折雨がパラつく生憎の天気。
こんな日に慌てても仕方ないので、出発時から不調だったバイクからとっているカメラやスマホのための充電装置の復旧を、本格的に試みてみました。
f0180607_2153811.jpg

伊万里市内に入り、雨をしのぐためカー用品ショップさんの屋根を間借りして小一時間。色々奮闘しましたが状況は変わりません。
それどころか逆にあれこれやり過ぎてバイク側が悪いのか、充電器側が悪いのかもわからないほど混乱してしまいました。最悪パターンです。
これ以上粘るとお店にも迷惑がかかるので結局復旧は断念することに。キャンプ場や宿でこまめに充電してしのぐしかないです。カメラもスマホも電池は既に1個交換しているため、今晩のキャンプ場は絶対に電源を確保したいところです。

伊万里の西、松浦付近にある白岳自然公園というキャンプ場に目星をつけて連絡すると、電源はあるとのこと。だけど今日はなんと定休日だそうです。(GW中なのに!?)
でもボクのために開けてくれることになりました!とりあえず今晩はひと息つけそうです。
f0180607_21531084.jpg



買い出しを終えキャンプ場に向かう途中、ツーリングマップルの地図上にちょっと気になる所を見つけて立ち寄ってみました。
f0180607_21531291.jpg

f0180607_21531567.jpg

f0180607_21531721.jpg


国道からちょっと入ったこの「松浦一酒造」さん。歴史ある造り酒屋さんですがこんなものがあるのです。
f0180607_21531936.jpg

f0180607_21532187.jpg

カッパのミイラです。いつぞやのTVや雑誌で見たことあります。こんなところにいたのね。
f0180607_21532353.jpg

聞くと50年程前この建物の屋根を替える工事をしている時に、大工が梁の上に「河伯」と書かれた箱に入ったこのミイラを見つけたのだそう。それ以来先祖から伝わる縁起物とこの酒屋さんの守り神として祀っているそうです。
f0180607_215325100.jpg

カッパは妖怪なので、ミイラも多少忌み嫌われた存在なのではと思っていましたが、守り神とは正直ちょっと意外でした。
f0180607_21532747.jpg



そう言えば玄海灘沿いを走っている最中、こんな所も見つけました。
f0180607_21533238.jpg

f0180607_2153335.jpg

玄海原発は近代社会を支える必要品なのかお荷物なのか。
ボクにはどちらかはわかりませんが、玄海灘の素晴らしい景色の守り神なら良いのにね。


/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2013.4.30)

>>>西九州・島街道を行く10へ
>>>1へ戻る


by takakunen | 2013-06-08 14:30 | バイクツーリング | Comments(0)
西九州・島街道を行く8(浜野浦の棚田)
呼子から西に抜け海沿いを南下します。玄海灘を見下ろす高台を走る道が続きます。
海がせり出した地形が続くこの辺りは、日本でも有数の棚田地帯。玄海灘に浮かぶ島々をバックに見る棚田はとても絵になります。

その中でも最も有名なのが「浜野浦の棚田」です。
玄海町海沿いの中程、国道204号線沿いにあるこの棚田は、観光客はもちろん大勢のカメラマンも訪れる撮影スポットだそうです。
f0180607_7422834.jpg

f0180607_7423123.jpg

f0180607_742337.jpg


ちょうど田植えの終わった時期。水がはられた棚田は輝いて、絶好のロケーションでした。
f0180607_7423794.jpg

f0180607_7423559.jpg

f0180607_7423958.jpg

まだ午前中、雨がぱらつく生憎の天気でしたが、天気が良い夕方なら夕陽で赤く染まった棚田を見ることができたでしょう。
でもおかげで静かな棚田観賞ができました。


もう1ヶ所行ってみたい棚田があったので、足を伸ばしてみました。
福島という島にある棚田で 「土谷(どや)棚田」といいます。 島なので橋を渡って行きますが、そのためだけに行きました。
f0180607_756697.jpg



更に大きな景色の中に広がる棚田は、海に浮かぶ島々と美しいシルエットを浮かべていました。
f0180607_7424488.jpg

f0180607_7425085.jpg

f0180607_7425257.jpg

f0180607_7425572.jpg

f0180607_7425919.jpg

f0180607_743152.jpg

こちらもとても綺麗でした。足を伸ばしたかいがありました。


棚田のある高台からひとたび海に近づくと、こんなに海に近い田んぼもあります。どちらが田んぼか海かわからないくらい。
f0180607_74333.jpg

海と田んぼのコントラストが不思議な世界を作り出していました。


/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2013.4.30)

>>>西九州・島街道を行く9へ
>>>1へ戻る


by takakunen | 2013-06-02 07:58 | バイクツーリング | Comments(2)
西九州・島街道を行く7(呼子大橋)
さて、この西九州ツーリングでは、これから数々の橋を渡ることになります。この呼子付近から天草までの西九州は、複雑 に入り組んだ島や半島が続く、日本有数の地です。
島と島を幾重もの橋を渡って走りつなぐ、正に“島街道を行く”のです。

その最初と言って良い橋が、この呼子大橋(よぶこおおはし)です。
f0180607_7572496.jpg

f0180607_7572667.jpg


正確にいうと、呼子と加部島(かべしま)という小さな島を結ぶだけの橋ですが、PC(プレキャストコンクリート) 製の斜張橋のこの橋は、遠目から見ても美しいハーブ型。なかなか存在感あふれる橋です。
f0180607_7572921.jpg

f0180607_7573049.jpg


渡ってすぐの所に展望台があり、立ち寄ってみました。
「風の見える丘」というこの展望台。港を見下ろす豪快なロケーションの中、一段とその橋の造形が美しく引き立って思わず目を奪われます。
f0180607_7573249.jpg

f0180607_757348.jpg

さっき寄った朝市や食事処も見下ろせます。
f0180607_7573561.jpg

f0180607_7573724.jpg

ここから 観る夕日は海と橋を照らしてとても美しいそうです。
f0180607_7573854.jpg

そして振り返ると今度は玄界灘の眺望が広がっています。島と島の間にうっすらと見えるのが壱岐だそうです。もちろん初めて見ました。遠くまで来たもんだなぁ。
f0180607_7574029.jpg



ぐるっと加部島も走ってみました。
海と信仰が根付いた漁師の島。他の地方にはない独特な空気を感じました。
f0180607_7574274.jpg

f0180607_7574488.jpg


橋の下まで戻りました。再び橋を渡って、いよいよここから本格的に西九州のツーリングがスタートって感じです。
f0180607_7574515.jpg

f0180607_7574762.jpg



/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2013.4.30)

>>>西九州・島街道を行く8へ
>>>1へ戻る


by takakunen | 2013-06-02 01:50 | バイクツーリング | Comments(0)
西九州・島街道を行く5(波戸岬キャンプ場)
夜は結構な雨が降りました。何度も雨音で目が覚めました。
f0180607_1120521.jpg

f0180607_1120767.jpg



結局、昨夜随分遅くにもう一人のライダーはやって来ました。
聞くと、このキャンプ場はかなり広くて、初め迷ってウロウロしていると、ずっと奥のスペースにもう一人のオートキャンパーもいたそうです。
f0180607_1120844.jpg

f0180607_11201093.jpg



朝には雨も上がったものの、昨夜の雨で問題が起きました。テントの雨漏りです。タオルで押さえておかないとシュラフが濡れてしまうほど。おかげで寝不足です。
実は、昨年の秋テントを張った時に妙に結露がひどく、これは雨漏りかもと思ってはいたのですが、すっかり忘れてそのまま九州まで来てしまいました。気がつけばこのテントももう長いこと使っています。
幸い明日から天気が良い予報で、最悪簡易タープもあるので今回はしのげそうですが、やはりこれもどこか普段の慣れと油断が原因。旅人に戻るにまだまだ時間が掛かりそうです。
f0180607_11201193.jpg

f0180607_11201316.jpg



キャンプ場は、玄界灘を見渡す素晴らしいロケーション。
今回は風を避けるために、林間のサイトにテントを張りましたが、天気の良い日に海に近い一等地のこのサイトにテントを立てれば、至福の時間が過ごせそうです。
f0180607_11201557.jpg

f0180607_11201793.jpg



フリーサイトもオートキャンプサイトも広く綺麗で、温泉も近い好条件のこのキャンプ場。GW期間中なのに何でこんなに空いているのか解りません。
f0180607_11201915.jpg

f0180607_1120215.jpg



やっぱり九州のキャンプ場は油断ならないなぁ。
f0180607_11202390.jpg



/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2013.4.30)

>>>西九州・島街道を行く6へ
>>>1へ戻る


by takakunen | 2013-05-23 18:51 | バイクツーリング | Comments(0)
西九州・島街道を行く6(呼子)
波戸岬から少し戻った所に、呼子(よぶこ)という町があります。
小さな漁港ですが新鮮な海産物と朝市で知られ、特に周辺の食事処での新鮮なイカ料理で有名。イカ好きのボクには絶対に外せない場所、是非ここに寄りたいと思っていました。
f0180607_2101100.jpg


朝まだ早いので、まずは朝市を回ってみました。
日本三大朝市の一つと言われる呼子の朝市。規模の大きさや豪華さでは劣るものの、観光向けの形ばかりの朝市でなく、昔ながらの雰囲気が残った朝市は、まるでタイムスリップしたよう。
おばあさんやおじさんとの軽快なやり取りも楽しい。
f0180607_210316.jpg

f0180607_210591.jpg

f0180607_210733.jpg

f0180607_210967.jpg

f0180607_2101021.jpg


多分日本全国数ある三大朝市。どれがホントの三大かなんてヤボなことは言いません。でもここには他にはない本当の朝市の空気があるようです。
f0180607_2101263.jpg




少し時間が早かったのですが、念願のイカ料理を食べに食事処へ向かいました。この辺りには沢山の料理店があって、そのどこもが新鮮なイカの活き造りが食べられます。
その中でボクが選んだのが「いか本家 いそ浜別館」、イカの踊り食いで有名なお店です。実はこちらの本店は、映画「悪人」の舞台にもなったお店。今回は呼子大橋を眺めながら食べられる別館に入りました。
まだ開店してしばらく、広い客席の窓際の一等席に通されました。
f0180607_2101310.jpg

f0180607_2101591.jpg


もちろん頼んだのは、呼子のイカが味わい尽くせる「イカ活き造り定食」です。イカの種類は季節やその日の水揚げで変わるそうで、今日はヤリイカです。
f0180607_2101742.jpg


出てきたイカ料理を見て一番驚いたのが、そのイカの透明感。これは相当期待できます。
まずは給仕さんがハサミで足を切ってくれました。すると足が醤油の中でぐねぐねしています。胴体の色素もネオンのようにまだ動き輝いています。おお、まさに踊り食い!
f0180607_2101821.jpg


口に入れるとその歯ごたえにびっくり!ひさびさにこんなコリコリ美味しいイカを食べました。足なんて吸盤が口の中でくっついてくるし。これはすごい!本当に美味しいなぁ。
f0180607_2102477.jpg

f0180607_2102350.jpg


活き造りだけでなく、呼子名物のイカシュウマイもとても美味しい!その他の料理ももちろんイカづくしです。幸せだなぁ。
f0180607_2102678.jpg


本当は残った足は天ぷらにしてもらえるのですが、美味しいので全部生で食べちゃいました。
最後の最後に残った薄い身の背びれの部分だけを天ぷらにしていただいたのですが、それでもこれだけのボリュームがあります。しかもこれもサクサクふわふわ美味しかった!
f0180607_2102859.jpg


イカ料理でこれだけ感動したのは、初めて北海道に上陸した時食べた函館の朝市のイカソーメン以来です。北も南もイカは美味しいんですね!
大満足の呼子でした。
f0180607_2155395.jpg



/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2013.4.30)

>>>西九州・島街道を行く7へ
>>>1へ戻る


by takakunen | 2013-05-23 08:40 | バイクツーリング | Comments(2)
西九州・島街道を行く4(太宰府~波戸岬)
太宰府からは福岡南側をかすめるコースを取って、西へ移動しました。今日のキャンプ目標地、唐津の西、波戸岬に向かうことにします。
福岡を超えたところで北上し、玄海灘へ。海沿いの国道202号線唐津街道に入りました。さすがにこの辺りまで来ると、のどかな海岸風景が続きます。
f0180607_13342045.jpg

f0180607_1334219.jpg



いつも思うのですが、ボクのツーリングのコース取りは、なぜか反時計回りが多い。本来海を楽しむには、海沿いの車線を走れる時計回りが良いというのですが、訪れるコース取りを優先に考えた時、なかなかそんなに都合良くいきません。でも、海の景色も良いけれど、最近は街並みの景色にもとても興味があります。そんな視点で考えると、街沿いの車線を走れる反時計回りもなかなか良いのかもしれません。
f0180607_13342214.jpg

f0180607_13342471.jpg



唐津湾沿いに100万本とも言われる黒松林が伸びる、虹の松原。日本三大松原の一つだそうです。その後、最近はハンバーガーや曳山でも有名な唐津を通過。日も傾いてきてキャンプ地へ急ぎます。
f0180607_1334258.jpg



唐津からは東松浦半島を縦断、半島の北西先端、波戸岬へ針路をとります。
f0180607_13342736.jpg



波戸岬にはキャンプ場があって、途中で事前に連絡して確認をとりました。というのが、九州はツーリングで訪れると、いつもキャンプ場で苦労した経験があるのです。
比較的大きなキャンプ場でも夏しか開いていなかったり、開いていてもロッジだけだったり。そもそもキャンプしているのは、我々本州からの旅行者ばかりで、九州の人は余りキャンプなんてしないのでは?という印象なのです。
もちろん今は違うかもしれませんが、でも用心に越したことはありません。さて今回はどうなることやら。


夕方5時頃に波戸岬キャンプ場に到着。そこに立つと、玄界灘の風が吹く、予想通りのシチュエーションでした。(笑)
管理人さんに尋ねると、今日泊まるのはオートキャンプ場で一人と、ボクと、遅くやって来るはずのライダーがもう一人とのこと。今はGW真っ只中でしたよね!
f0180607_13342816.jpg

f0180607_133430100.jpg



管理人さんのご配慮で、本来は入れないバイクもフリーサイトそばまで入れさせてくださいました。
でもオートキャンパーの姿はさっぱり見えないし、もう一人のライダーだってホントに来るかどうかもわかりません。これは、今晩一人かも。
今夜はこれから雨の予報、風もどんどん強くなってきたので、雨風をしのげそうな場所を優先してテントを設営しました。


その後バイクですぐの国民宿舎の温泉に入りに行きました。宿舎の前にはバイクが1台止まっていて、荷物はなくどうやら泊まりのようでした。もしやこのバイクがキャンプ場にやって来るはずのライダーでは?そっちが良かったかも?なんて妄想を振り切ってキャンプ場に戻りました。
f0180607_13343112.jpg



キャンプ場に戻っても相変わらずの一人です。いつのまにか管理人さんもいなくなって、だんだん辺りも暗くなってきました。
f0180607_13343269.jpg

f0180607_13343439.jpg

f0180607_13343646.jpg

どんよりとした海を見つめながら一人、ビールを飲んで米を炊きました。


/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2013.4.29)

>>>西九州・島街道を行く5へ
>>>1へ戻る


by takakunen | 2013-05-18 13:40 | バイクツーリング | Comments(0)
西九州・島街道を行く2(新門司~福岡)
フェリーは北九州の新門司港に早朝6時過ぎに到着。
f0180607_0312779.jpg



そのまますぐ西に進んでも良かったのですが、まずはあえて門司に回りました。
門司港から関門海峡の向かいの対岸を見渡します。そこは、一昨年ツーリングで立ち寄った本州の先っぽ下関彦島です。
ここに立ち寄ったことで、あの時のツーリングの続きもスタートできる気がしました。
f0180607_0312820.jpg

f0180607_0312947.jpg



門司駅前のレトロな街並みもちょっと覗いて
f0180607_0313172.jpg

f0180607_0313332.jpg

ここから海沿いに西へ、一路福岡を目指しました。
しかし、この一帯は九州一の大都市圏。休日の早朝とは言えツーリングで走るのは少々こっぱずかしい。


それでも街を外れたり、海岸線にはこんなのどかな風景を見つけることもできます。距離を進めるにつれ、少しづつ旅の気分が盛り上がってきました。
f0180607_0313434.jpg

f0180607_0313611.jpg

f0180607_0313714.jpg



さて福岡に来た目的は、この博多ラーメン。以前仕事で来た時は、時間がなくて手頃なラーメン屋さんで済ませたのですが、今回は気合いが違います。
訪れたのは、中央卸売鮮魚市場近くの「長浜屋」さん。博多ラーメン元祖発祥のお店です。まだ午前中なのに、ひっきりなしにお客さんが来店していました。
f0180607_0313871.jpg

ここでは定番の「長浜ラーメン」を注文。あらかじめ券売機でチケットを買うのですが、変わっていたのが麺のおかわり、「替玉」もチケット制だということ。もともと替玉はお願いするつもりだったので、一緒に購入しました。

ところがラーメンが来てみて、これは早まったかな、と思いました。一杯めから結構な量です。ガイドブックには量少なめと書いてあったのに。味付けもちょっとパンチが足りない微妙な感じでした。
一杯めを食べ終わって店員さんに確認すると、やはり替え玉分はこれからとのこと。実はツーリングに出発する数日前から風邪をひいて体調も不十分、食欲ももう一つの状態です。それでこの量はきつかったのですが、意を決して2杯めも食べました。
f0180607_0314039.jpg

しかし2杯めを食べてみて、だんだん味の印象が変わって来ました。
あっさりした豚骨系の味わいは、すっきり系なのでとても食べやすく、意外に量もガンガン行けます。つまりこれはたくさん食べてモリモリ働く、湾岸で働く人たちのためのラーメンなんだなと思いました。それが元祖 長浜ラーメンなんですね。


ラーメンを食べ終わって港に出てみると、海の向こうに「海の中道海浜公園」が浮かんで見えました。遠目には福岡マリンタワーも。
f0180607_0314147.jpg

f0180607_0314310.jpg

f0180607_0314561.jpg

f0180607_0314886.jpg

f0180607_0314672.jpg

ここは、福岡のお台場みたいな所です。流れ者のしがないツーリングライダーには少々不似合いな場所です。


不似合いついでに大胆にも天神駅前も通ってみました。(笑)
f0180607_036352.jpg

ここはまるで銀座だな。


/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2013.4.29)

>>>西九州・島街道を行く3へ
>>>1へ戻る


by takakunen | 2013-05-14 08:25 | バイクツーリング | Comments(2)
西九州・島街道を行く1(プロローグ)
ロングツーリングに出るときいつも思うのですが、すっかり日常が体にこびりついていて、なかなか出るのにエネルギーがいります。仕事や家庭、色々な旅に出れない理由を並べる。でもそれは自分に言い訳をしているのに過ぎません。
とりあえずそういうものいっさいがっさいを振り切って家を出る。フェリー乗り場に着いて、船に乗って、風呂に入ってビールを飲んでいると、少しずつ日常を剥ぎ落としている自分に気がつきます。そこにたどり着きさえすれば、いつもの自分に戻ることができるのです。そして旅人へ戻っていくことができる、ゆっくりと。。。。

GW初日の土曜日、朝から荷造りをして家を出ました。
今年のGWは中日3日休みが取れれば、10連休の長期スケジュールが組めます。せっかくの好日程、思い切って、移動に時間が掛かってなかなか足が伸びなかった九州西部方面へのツーリングに行くことにしました。熊本~阿蘇~大分以南の九州ツーリングには何度か行ったことがあるのですが、長崎を中心とする西九州には中学校の修学旅行以来、バイクでは初めて行きます。
問題なのはそこまで行く方法で、さすがに高速を自走で行くにはちょっと遠すぎ。一般にはフェリーでしょう。東京台場から北九州新門司港までのフェリーが出ているのですが、これが時間ががかる。夕方東京を出航して、翌日昼に徳島に着いて、更にもう一晩船中泊して翌早朝やっと九州に到着します。フェリーだけで2泊、それで往復なのでやっぱり今回のような日程に余裕がある時でないと行けません。
実はGW中の中3日の休みは微妙だったのですが、今回を逃すとまたいつ行けるか分からない。で、思い切って出発してしまったのです。まあ、いざとなれば夜通し走って帰れば良いのだからね。(笑)

さて、旅も何度もしているとそれはそれで、それすらもう一つの日常と化してしまっているのかもしれません。
出発前にちょっとしたトラブルがありました。デジカメやスマホなど最近の旅には欠かせなくなった電脳機器。充電の電源確保をバイクのバッテリーから取るようにしていたのですが不調なのです。そういえば、昨年秋に異常に気がついていたのですが、ほったらかしにしていました。フェリー出航まで時間がないので、バックアップの材料だけバタバタ追加して、向こうでなんとかなるさ、と出発。でもこれ、ちょっとした油断の結果です。
そしてフェリーの時間を気にして少々焦って走っていたら、今度は白いバイクさんに止められて、ひさびさの青い紙もいただいちゃいました。今度は心の隙があったのかもしれません。いや油断と隙だらけ、どっぷり日常に浸かってて、すでに相当重症ですね。(汗)

それでも無事にフェリー乗り場に到着。東京お台場で荷物満載のバイクとツーリングウェアでウロウロするのは恥ずかしいのですが、フェリー乗り場だとひと安心です。
思えばフェリーで行くロングツーリングは本当にひさびさで心踊ります。
フェリーに乗り込みすぐ風呂に入ってビールを一杯。九州までの船中2泊、長い長い船旅が始まったのでした。


フェリー乗船を待つ、九州組は最後尾です。
f0180607_18441398.jpg



いよいよ出航
f0180607_18441698.jpg

f0180607_18441827.jpg



ゲートブリッジをくぐります。
f0180607_1844201.jpg

f0180607_18442268.jpg



一夜開けて長い一日が始まる。
f0180607_18442430.jpg

f0180607_18442685.jpg



徳島到着
f0180607_18442732.jpg



再び船中、そしてもう一泊
f0180607_18442845.jpg

f0180607_18443073.jpg

f0180607_18443518.jpg



2日めの早朝、やっと九州到着
f0180607_18443719.jpg

f0180607_1844396.jpg



下船準備、胸踊る時
f0180607_18444195.jpg

f0180607_18444362.jpg



/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2013.4.27~29)

>>>西九州・島街道を行く2へ続く


by takakunen | 2013-05-11 19:06 | バイクツーリング | Comments(0)
大海原へ
長い船旅です。
f0180607_17253498.jpg

by takakunen | 2013-04-28 17:28 | バイクツーリング | Comments(4)