カテゴリ:バイクツーリング( 203 )
四国・岬巡りの旅25(佐田岬)
佐田岬はここから20分ほど遊歩道を歩いた先にあります。
いかにも南国と言った木々の間の道を、海の景色を眺めながら歩いて行きます。
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歩き出してしばらくして、道端の茂みの中にごそごそ動くモノを発見。良く見ると1Mはありそうなイノシシでした。
すぐに行ってしまいましたが、近くに居た露店のオバチャンによると、この辺しょっちゅう現れるそうです。そのくらい野趣あふれる場所です。
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途中にこんな遺構もありました。戦時中の指令部跡で、一時キャンプ場として再利用していたそうです。でもう閉鎖してしまったようです。
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アップダウンを繰り返して、椿山展望台に到着。 佐田岬灯台と豊予海峡を同時に見下ろす絶景が望めます。
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そして最後に佐田岬灯台の階段を登りつめると、そこが佐田岬です
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灯台の後ろには豊予海峡が広がり、うっすらと九州も見えます。そして 「四国最西端の碑」があります。
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四国最東端 蒲生田岬から、ここまでやって来ました。ここが岬巡りのゴールです。
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/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.4/posted on 2018.2.16)

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by takakunen | 2017-05-04 13:22 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅24(佐田岬メロディーライン・佐多岬の鬼)
日本一細長い佐田岬半島。東西約40キロもの長さがあるのに、幅は約6キロ、狭い所では800mほどだとか。
それはこの半島が日本最大の断層 中央構造線の南縁にあって、地殻変動の隆起で出来た土地だからそうです。その証拠に、ハイウェイのような佐田岬メロディーラインの両側には、リアス式の断崖絶壁の海岸線が続きます。
原発を過ぎると、もう逃げ場がない感じ。正直ちょっと不安にもなります。
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メロディーラインの中ほどまで来ると、生しらすののぼりがたくさん現れます。
道を外れて南岸まで降りると、「しらすパーク」というしらすの漁場と加工工場があり、そこで新鮮なしらすが食べられます。
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「佐田岬の鬼」とは、その加工工場の社長さんが考案した釜揚げしらすの商品名。茹でるのではなく、蒸すことで美味しく仕上げる釜揚げしらすで大ヒットなのだそうです。
それもこれも、この佐田岬南沖合がしらす漁に適した漁場だから。鮮度が命の、漁で上がったしらすを時間を置かずに加工できるのが決め手だそうです。そんなしらすを頂きに立ち寄りました。

のどかな佐田岬半島のここだけ急に大勢の人と車でごった返していました。工場の前には大きなテントがたくさんあって、GW期間中はこのテントが食堂代りだそう。
行列でしたが回転も良く、余り待たずに座れました。なかなか良いシステムですね。
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生しらす丼と、生しらすと名物の釜揚げしらすが半々のミックス丼と悩んだのですが、今回はシンプルに生しらす丼を頂きました。
厚なしらすが口の中いっぱいに広がる、ものすごく美味しいしらす丼でした。こんなの食べたことない。
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今度は、名物の釜揚げしらすも食べたいな。でもミックス丼は中途半端な感じだし。
後で良いことを思いつきました。次来たときは、生しらす丼と 釜揚げしらす丼の2杯食べちゃおう!
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メロディーラインに戻りしばらく行くと、三崎港に出ました。ここからは大分 佐賀関までのフェリーが出ています。
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俗に言うメロディーラインはここまで。これから先は県道を進みます。道路のそばの斜面には、たくさんのイヨカン(伊予柑)畑が続きます。
めっきり交通量の減ったのどかな道でしたが、こちらが本当のメロディーラインのようにも感じました。
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最後に駐車場 に突き当たりました。ここが四国でバイクで行ける最西端。佐田岬の入り口です。
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/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.4/posted on 2018.2.13)

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by takakunen | 2017-05-04 11:42 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅23(伊方原発)
tetsu氏は四万十川沿いを大平洋へ下って行きました。
ここからはまた一人旅。ボクは441号線を北西へ、山間いの道をのんびり楽しみながら佐田岬半島へ向かいます。
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途中から県道を経由、八幡浜市を抜けた坂道からが佐田岬半島です。いよいよ未踏の地へ踏み入れます。

佐田岬半島と言えば思い浮かぶのはまずはもちろん佐田岬ですが、もう一つ著名な地名があります。伊方(いかた)です。
良くも悪くも伊方を知らしめたのが、伊方原発。この佐田岬半島に入って程なく、伊方町街のすぐ先にありました。
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原発の是非はさておき、特にあの震災での原発事故以来、原発が今の社会にあることはちゃんとこの目で見ておいた方が良いのでは、と思うようになりました。

伊方原発の近くには「伊方ビジターハウス」という、伊方原発の設備や原子力の情報を発信、体験できる施設があります。
関西電力の施設なので原発推進よりですが、見学は自由です。
本格的な模型や実物大のセットが迫力の、なかなか見応えのある施設でした。
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ビジターハウスのすぐ裏には(こっちが表か?)道の駅があります
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ここは屋上に登ると、伊方原発を直に眼下に望むことができます。
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これだけ近くで見ることができるナマの原発は珍しい。なんとも言えない威圧感です。
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でも、ここはいたって普通の道の駅。観光客やバイクまでいます。
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日常と非日常が交錯している不思議な場所でした。

(伊方原発は2017年現在、3号機のみ可動中、1号機は廃炉が決まっている。2017年12月広島高裁により運転差し止め決定がされ、10月より定期点検中だった3号機は運転再開できないままとなっている。)




/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.4/posted on 2018.2.11)

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by takakunen | 2017-05-04 08:38 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅22(三島キャンプ場)
高茂岬を出発したのが夕方4時過ぎ。宿毛街道 国道56号線まで戻りましたが、ここから右に行っても、左に行っても三島キャンプ場は山の向こうのそのまた遥か遠くで、まだ地図にも現れてきてません。
どっちへ行っても一緒だろう、どうせ岬巡りをしているならこのまま海沿いを走って行こう、と宿毛街道を北上し宇和島経由で行くルートを選択。まあ、そんなに時間も掛からなくて到着するだろう、とその時は思いました。

しとしとと雨が降る中、カッパを着てどんよりとした夕方の国道を走っていると、身も心も寒くなってきます。
途中、須ノ川という所で、国道沿いに大きくて綺麗なキャンプ場を発見。元々今日キャンプするならここだな、と目を付けていたところです。道の向かいには歩いて行ける大きな温泉施設もあり、今日みたいな天気の日にはぽかぽか願ったりでしょう。
ここで、あのセロー氏が荷物を降ろしているのを発見!そうだよね、ここだよね、ボクたちはホントに気が合うよね、でもボクは今日三島キャンプ場に行かなくてはならないんだよ、さらば~~、、、、と横目で通り過ぎました。。。

やがて高速道路のようなバイパスを乗りつぎ宇和島へ、この頃にはもうただ移動しているだけです。市内のスーパーで買い出しを済ますともう日は傾き始めていました。
そしてここからが長かった。土佐街道を国道320号線と381号線を走りつなぐのですが、 途中から四万十川沿いになると四万十川と同様、道も大きく湾曲。地図を1ページめくれば到着するキャンプ場が遠い、遠い。既に暗くなってしまった雨の中、お天気と同じように心で泣きながら走ったのでした。
午後7時を大幅にまわった頃やっと三島キャンプ場に到着。混雑したテントだらけのキャンプ場の中をうろうろしていると、tetsu氏がこっちこっちと手を振ってくれました。
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三島キャンプ場ももう何度めでしょうか。四万十川の代表的なキャンプ場です。20数年前初めて四国に来たときにも来ました。
その時は四万十川を巡るのが目的で、色々な 四万十川沿いのキャンプ場にテントを張りました。当時はこのキャンプ場の土手の先もオープンな河原のサイトになっていて、大勢の人たちが思い思いの場所にテントを張っていました。
ボクも混雑する土手上サイトが苦手で河原のサイトでのんびり過ごした思い出があります。広くて自由なイメージのキャンプ場でした

ただその後の幾度かの四万十川氾濫でこの辺り一帯が水没してしまったことがあり、それから土手が強化されたのか、土手上サイトと河原が区画されてしまった感じになって、禁止はされていないようですが、河原にテントを張る雰囲気ではなくなってしまいました。
今回も河原にテントを張る人は見当たらず、限られた土手上サイトにぎっしりとテントや車、バイクが並んでいました。
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さてそんな混雑の中、tetsu氏の後ろから現れたのが10数年ぶりに再会のTくん。「M田さ~ん」とボクが想像したとおり満面の笑みで現れてくれました。ただ、使い古した一人用のテントからではなく、大勢のオートキャンプの 賑やかなパーティの タープの下からでしたが。。。。
実はTくん、グループでカヌーに来ていたのです。 大分から複数の車に相乗りでカヌーを積んで、ここ三島キャンプ場をベースに四万十川をカヌーで巡っているそう。リッチだ。
勝手に古いバイクで古いテントでひとりで キャンプに来てると想像してましたが、とんだ勘違いでした。むむっ何だか立場が逆になってるぞ・笑。
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でも久々の再会を本当に喜んでくれました。ボクもうれしかった。頑張って来てよかった。
その夜は3人で、お互いの近況や、思い出話しに花を咲かせました
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翌朝、Tくんはこのまま仲間とここに滞在、 tetsu氏も連泊するそうですが、移動型キャンパーのボクは次の、いや真の目的地 佐田岬に向けて出発です。Tくんとはここでお別れ。またお会いしましょう!

途中までtetsu氏と一緒に、昨夜走った四万十川沿いの道を、今度はゆっくり逆走します。
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四万十川上に泳ぐ鯉のぼり、川面に浮かぶ沈下橋。そこは20数年前と何ら変わっていませんでした。
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/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ、一部 tetsu氏提供写真 (2017.5.4/posted on 2018.2.8)

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by takakunen | 2017-05-04 05:18 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅21(高茂岬)
ここまで来たら、半島の先っぽまで行ってみよう。ライダーは先っぽが好き。
西海半島の先っぽは高茂岬(こうもみさき)という所でした。
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紫電改展示館もそうでしたが、この辺りから 戦時中の遺構が目につき始めます。ここもそういう場所でした。
豊後水道入口という軍事的にも重要な場所を監視する高茂衛所のあった所で、その跡地がほぼ原形をとどめているそうです。
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残念ながら天気がもうひとつだったのですが、それでもこの大迫力。天気が良ければ、素晴らしい景色が広がっていたに違いありません。
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敵艦船侵入に備え、ここに数多くの機雷を設置し、水中聴音機で日々監視にあたっていたそうです。
毎日が緊張の連続だった当時は、この景色も違ったものに見えていたことでしょう。
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さてさて岬巡りでこんな所まで来てしまいました。今日はまだまだこれから三島キャンプ場まで行かなくてはなりません。
もう夕方4時を廻っていたのでした。。。。
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/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.3/posted on 2018.2.6)

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by takakunen | 2017-05-03 15:54 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅20(外泊・石垣集落)
西海半島の中ほど外泊という地区に、ヒナ段に並ぶ石垣文化の集落があるというので、行ってみました。
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狭くて急な山の斜面に沿って、次々と積み上げられた石垣の家がありました。
これらの石垣はこの地域の強い台風や冬の季節風から家を守るために築かれたものだそうです。
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軒に達する程の石垣は、厳しい自然を生き抜くための生活の知恵。まるで積み上がった結晶のようです。
その石垣に囲まれた小庭は箱庭のよう。
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「だんだん」とはこの南予地方の方言で「ありがとう」の意味。実はボクの故郷と同じ方言です。
温かい感謝の表現は、この石垣の集落のおもてなし処にぴったりです。
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独特の美しさが目を引きます。力強くもあります。こういうの大好きです。
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麓の港では黙々と、明日の漁の準備が進められていました。
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/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.3/posted on 2018.2.4)

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by takakunen | 2017-05-03 15:19 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅19(紫電改展示館)
さあ、次はいよいよ四国最西端 佐田岬を目指します!
といきたいところですが、その前に今日どうしても行かなければならない所があるのです、三島キャンプ場です。

実は数日前、ビッグオフクラブ仲間のtetsu氏からメールが届いて、今四国にいる、九州からやはりビッグオフクラブ仲間のTくんが四国に来ている、久びさにTくんと再会して一緒にキャンプしよう、と連絡があったのです。
せっかくのtetsu氏のお誘いとは言え、旅の自由を奪われることを極端に嫌うボクは、ちょっと躊躇。でも、
十数年前九州に戻って行ったTくん、一度会ったけどそれからしばらく会ってないなぁ。彼も古いバイク乗り続けてたけど、最近乗り換えたって聞いたような?きっと以前のように使い込んだ古い一人用テントから、「M田さ~ん」って、満面の笑みで出て来るんだろう。
その時の彼の顔を想像すると、とてもじゃないけど断れません。それで、まあこういう旅も良いだろう、と今日3日に三島キャンプ場に行くことを約束してしまったのです。

でも、時間調整も距離調整もしないでツーリングを続けていたら、昨日泊まったのは天神宮前キャンプ場。実は三島キャンプ場までバイクで1時間程の場所でした。それから今日も無計画に今度は足摺岬まで来てしまった。
さてどうするか?
と言ってもボクの旅の欲望は止まらない。思うがままに進むのです・笑。



四国で紫電改が見れると知ってから、とても行きたいと思っていました。
以前、所沢に零戦が来たとき見にいきましたが、戦争の兵器であることはさておき、そのリアルな迫力に正直圧倒されたことがあります。

紫電改展示館は、四国西南 愛南町から突き出た西海半島(船越半島)の根元辺りにあります。
今日三島キャンプ場を目指すとしても、足摺岬から来た道を戻るのはイヤなので、そのまま海沿いを西に進めば近くを通ることになります。
雨が本降りになり、今回初めてカッパを着込みました。そしてそのまま足を延ばしてみることにしました。
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西海半島に入ってすぐ、宇和海展望タワーのある小高い丘の公園内に、紫電改展示館はありました。
建物の周りはバイクだらけ。ライダーは戦闘機が大好きなのか??
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展示館には紫電改がすっぽりと収まっていました。
ここに恒久平和を願うシンボルとして、永久保存されているそうです。
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紫電改は、第二次世界大戦終戦間際に、零戦に代わる新型戦闘機として登場しました。
しかし実態は、零戦の後継機として開発していた“雷電”と“ 烈風 ”の開発が遅れたため、そのつなぎ役としての役割を水上戦闘機を陸上戦闘機化した“紫電”、その改良型として登場した“紫電改”が担ったのだそうです。
そして間もなく終戦を迎えたため、紫電改は「日本海軍最期にして最強の戦闘機」と称されるようになったそうです。
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また紫電改は「幻の名戦闘機」とも呼ばれています。
戦局打開の切り札として、紫電改が実戦配備されたのは終戦間際の昭和20年(1945年)1月。それから8か月の短い実戦期間だった上生産数も少なかったこともあり、戦後日本国内で墜落機も含めて現存機は一機も存在せず、それで長い間紫電改は「幻の名戦闘機」と呼ばれたのだそうです。
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しかし昭和53年(1978年)11月、この展示館がある向こう側、愛南町(当時 城辺町)久良湾の海底41メートルに、沈没した紫電改が発見されます。そして翌54年(1979年)7月、実に34年ぶりに海上に引き上げられたのです。
それが日本に現存する唯一の機体 、その貴重な機体がこの目の前の紫電改なのです。
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この紫電改は、昭和20年(1945年)7月に、200機のアメリカ軍機を迎え撃つべく長崎県大村基地から出撃した松山343航空隊所属の20機で、豊後水道上空での交戦による未帰還機6機のうちの1機とみられているそうです。
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海へ墜落した時の衝撃で、プロペラは無残に曲がってしまっています。
また、長い間海中に沈んでいたため、機体の腐食も目立ちます。修復の跡も痛々しい。
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手懸りとなる機体の文字も読めず、また遺留品も見つからなかったので、結局その6機のうちの誰が乗っていた機体なのかは判らなかったそうです。
機体の前にはその6人全員の遺影が飾られています。
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零戦を見たときとは、また別な感情が沸き上がってきます。
ここ紫電改展示館は、その貴重な戦闘機の資料展示としてだけでなく、戦争で命を落とした多くの方々への慰霊の施設でもありました




/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.3/posted on 2018.2.2)

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by takakunen | 2017-05-03 13:39 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅18(足摺岬)
国道55号線を海沿いに、ホエールウオッチングの町、黒潮町を経由。
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中村で足摺岬サニーロードへ曲がります。国道321号を文字ってサニーロード。
足摺岬に向かう道です。室戸岬は右側、足摺岬は左側 です・笑、そして四国最南端の岬です。
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すぐ大きな川沿いになります。河口近くの四万十川。ゆっくり雄大な流れです。
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四万十川が終わり、また海沿いへ。黒潮を眺めながら走る。
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足摺岬は室戸岬と違って、国道が通っていません。漁港がある足摺岬公園線へ。
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漁港の食事処でお昼にしました。「大漁屋」という漁協直売センターが併設する食堂です。
黒潮で身の締まったお刺身が美味しい。
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雨がパラパラし始めた中、まだカッパは我慢して、南国らしい木々に伸びる道を進みます。
途中突然、おんぼろな小屋(失礼)が出現。ここは「たぬき」というカフェ。TBIでも良くルートに設定されてました。ここにあったのか。
あんまりおんぼろで閉まっていたため、辞めてしまった?と勘違い(またまた失礼)。後で調べたら定休日でしたm(_ _)m
パンがとても美味しいお店なので、開いてたら是非寄ってみてください。外観は怪しいけど。
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足摺岬前に到着。
ここで何とまたまた、あのセロー氏と再会。昨日からホントにずっと同じペースで回ってます。
セロー氏は尾根沿いの足摺スカイライン経由で来ていて、しっかり雨に降られたそう。ボクが到着したら、雨はやみました(^O^)/
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岬へはバイクを置いて、ここから少し歩いて行かなくてはなりません。そこが室戸岬と違うところ。周りも綺麗に公園に整備されています。
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3分程で到着。ここが 足摺岬 、四国最南端です。
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ここへは色んな人がやって来ます。何十年ぶりに二人でまたやって来た老夫婦、ひとりローカルバスを乗り継いで旅する中国人女子留学生、そして何回来たか良く覚えてないボク、などなど。
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眼下に足摺岬灯台が見えます。遠く感じますが、歩くと意外に近い
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灯台 まで来ると、ぐっと人も少なくなります。波の音を聞きながら、四国最南端到達を噛みしめました。
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さあ、いよいよ次は四国最西端 佐田岬です!




/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.3/posted on 2018.1.30)



by takakunen | 2017-05-03 10:13 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)
四国・岬巡りの旅17(小さな沈下橋)
昨日温泉に行く途中に、小さな沈下橋がありました。朝キャンプ場を出て、まずはそこを訪れてみました。

その沈下橋は「久万秋沈下橋(くまあきちんかばし)」という四万十川の源流近くの本流に架かる沈下橋です。最上流は高樋沈下橋(たかひちんかばし)に譲るものの、(多分)二番目に上流に架かる橋です。
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この沈下橋は、大野見久万秋集落と奈路集落を結ぶ生活道にもなっているようです。そんな正に現役の沈下橋です。
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まだ朝早かったので、誰もいなくて独り占め状態でした。こっちから向うから、離れたり近づいたり、のんびりこの橋を眺めてみました。
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再びキャンプ場前を通って、四万十川沿いに下って行きます。

四万十川がずっと一緒についてきます。ここら辺りは川幅が程良くて流れも緩やか。プライベート四万十川って感じです。時々はっとするような綺麗な瞬間にも出会えます。
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田んぼの向うに、また小さな沈下橋を見つけました。近づくと、たくさんの珍しい"流し鯉のぼり"が泳いでいました。
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こちらは「一斗俵沈下橋(いっとひょうちんかばし)」と言います。昭和10年建造で、現存する四万十川の沈下橋で最も古いものだそうです。
鯉のぼりは、地域の間伐材を利用した丸太で作った鯉のぼり。ずらっと並んで、沈下橋に映えていました。
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佐田の沈下橋やの岩間沈下橋など有名な沈下橋も良いけど、これら小さな沈下橋も良いですね。こちらはプライベート沈下橋?可愛いです。



窪川を過ぎると、四万十川は大きく蛇行、再び内陸へと流れて行きます。川幅も一気に大きくなっていきます。ここで四万十川とは一旦お別れ。

今度は国道55号を海へ向かいます。途中道の駅なぶらで休憩。
ここの名物のかつおのたたきを頂きました。こちらも本格的なわら焼きで美味しかったです。
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外に出ると伊与木川沿いに、こちらはたくさんの初めて見る"かつおの鯉のぼり"。壮観です。
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ここで会ったお遍路ライダー。四国に来る度に「いつかこんなのもやりたい」と思うのです。
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/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.3/posted on 2018.1.28)



by takakunen | 2017-05-03 07:58 | バイクツーリング | Trackback | Comments(2)
四国・岬巡りの旅16(天満宮前キャンプ場)
天満宮前キャンプ場は四万十川上流の河原にあるキャンプ場です。ここも良く来るお気に入り。四万十川に向かってテントを張りました。
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以前はもっとワイルドでしたが、来る度に少しずつ整備されていて、ロケーションの良さもあり、最近は結構人気のキャンプ場になっているようです。
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前は河原にテントを張る人も多かったです。四駆やオフロードバイクが良く降りていました。
河原に降りると四万十川を身近に感じられます。川のせせらぎと鳥のさえずりを楽しめる、贅沢なキャンプ場です。
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初めてここに来た時、夜中に大雨が降り始め、上流のダムの放水警報が出て、河原にテントを張っていた人たちみんなが、この土手上まで避難してきたことがあります。予め土手上で寝ていたボクたちは大騒ぎにびっくりしましたが、それはそれで印象深い思い出です。
今でも降りる道は残っていますが、基本キャンプは禁止されているようです。
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ところで、ボクの隣にテントを張ったセロー氏は、前日の恵比須浜キャンプ村でも一緒でした。途中の道の駅 田野駅屋でも会いました。ボクと似たようなルートでここに辿り着いたらしい。
バイクのエンジンを切って押してサイトに入って来る、今時感心なナイスガイです。
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このキャンプ場の名前の由来となっている奈路天満宮。キャンプ場の前にあります。ここも以前と変わってないけど、ちょっとだけ古くなりました。
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千年前、京都北野から迎えた由緒正しい天満宮です。これからもキャンプ場と旅人を見守ってください。
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/E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (2017.5.3/posted on 2018.1.26)



by takakunen | 2017-05-03 05:03 | バイクツーリング | Trackback | Comments(0)