雲仙地獄
温泉街の真ん中に、道路までもくもくと湯けむりが広がる場所があります。そこが雲仙地獄、雲仙温泉の中心地です。翌日早朝に訪れました。
硫黄の匂いとともに、いたるところから蒸気と熱気が吹き出しています。大地のパワーを感じます。
またここはキリシタン殉教の地。遊歩道の奥にひっそりと建つ石碑が、当時の非史を伝えていました。
湯けむりに浮かぶ薄紅色のミヤマキリシマが綺麗でした。
仁田峠
雲仙温泉から、更に雲仙岳に迫る道が通っています。仁田道路という普賢岳ロープウェイの発着地、仁田峠につながる山岳有利道路です。
大パノラマの絶景を望みながら反時計回りの一方通行を走ると、展望台に出ました。ここからは普賢岳平成新山が本当に間近に迫って来ます。
ところで、平成新山と言ってもどこを言うのか、実はなんとなく分かっているようないないような。
でもこの看板を読んだら驚きました。目の前にある山のこんなにも巨大な部分が噴火によって出来たものなのです。あまりのスケールの大きさにただただ絶句するばかり。
あの噴火は本当にものすごいものだったんたと実感しました。
雲仙という火山がもたらす、自然の脅威と恵みに圧倒されました。
/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH,IS04 (2013.5.4)
>>>西九州・島街道を行く33へ
>>>1へ戻る