五日市の西、廿日市の対岸に
宮島はあります。あの海に浮かぶ大鳥居が有名な世界遺産 厳島神社がある小島です。
宮島には
宮島口に車を置いてフェリーで渡るしかなく、この周辺は駐車場待ちの車で大混雑します。
対岸に大鳥居が眺められる秘密スポットを見つけました。
丁度引き潮だったのでしょうか、瀬戸内の穏やかな海の向こうに陽炎のような大鳥居と、それを取り巻く大勢の観光客が浮かんで見えました。
国道2号線を更に西へ進んで行くと、海に乗り出す工業地帯が見えてきます。そこが広島県の瀬戸内側西端
大竹市です。
大竹市は工業と漁業の混在する街で、大きな工業地帯の傍にこんな雰囲気のある漁港も存在しています。
牡蠣の稚貝を育てるためのホタテの貝殻。これに稚貝を付けて牡蠣棚で海水に垂らします。
今回の震災のニュースで知ったのですが、牡蠣の稚貝の多くが実は宮城県産だったのだそう。日本中の牡蠣の産地が震災の影響を受けているそうです。こちらの牡蠣は大丈夫でしょうか。
ところで今回いたる所で「関東は震災で大変でしたね。」と声を掛けられました。
「関東は大丈夫です。ありがとうございます。」暖かい言葉に感謝の気持ちで答えました。
震災でみんなが心を痛め、お互いを心配しているんだな、と改めて思いました。
/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2011.4.30)
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