銀山には鉱山での安全、そして繁栄を願った社寺もたくさんあります。
佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)
銀山地区の奥、龍源寺間歩のそばの山の上にある神社。鉱山の守り神 金山彦命を祀り、里人たちからは「山神さん」として崇拝されていたそうです。
古い石段や独特な手水舎がこの神社の歴史の重みを感じさせます。
羅漢寺 五百羅漢(らかんじ ごひゃくらかん)
世界遺産センターから大森に入る入口付近にある寺。小川を挟んだ山の斜面に掘った石窟には、銀山で亡くなった抗夫の霊を弔うため、501体の羅漢像が安置されています。
泣いたり笑ったり、一体ずつ表情豊かな羅漢像。誰にでも必ずそっくりな仏像があるそうです。
ここでどんなに多くの里人が、家族に想いを馳せたのでしょうか。
写真:
羅漢寺 五百羅漢(羅漢像はこちらのHPからご覧下さい)
/E-620 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH (2010.5.3)
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