真野地区は歴史的に重要な古寺、史跡などが数多く点在する地域です。
妙宣寺
その中でも妙宣寺はひときわ際立つ五重塔があるお寺として知られています。
かつて佐渡に流された順徳天皇に従った遠藤為盛が開山し、後に流された日蓮にもまつわる由緒あるお寺だそうです。
五重塔は木造ながら高さ24m。風格と優美さをも漂わた堂々としたたたずまいです。
庫裏の大黒柱
境内の片隅にある茅葺き屋根の大きな建物の大黒柱。200年もの間、この建物を支えてきました。
真野御陵
24歳の若さで佐渡に流された順徳天皇。都に帰る望みも絶たれ絶望し、最後は断食により自害してしまったそうです。ここにはその悲運の順徳天皇の火葬塚が奉られていて、今でも宮内庁が大切に管理しています。
固く閉ざされた門の先には、どこかもの悲しい空気が漂っていました。
/E-620 ZUIKO Digital ED14-42mm F3.5-5.6
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